ことばの日
今日、5月18日は
「こ(5)と(10)ば(8)」
の語呂合わせから制定された、ことばの日です。
言葉について考え、言葉を正しく使えるよう心がける日です。
発達障害を持つ子どもの中には、お友達や周りの人に対して不適切な言葉遣いをしてしまうことがあります。
不適切な発言をしてしまう理由は様々あります。
1つ目は、表現できる言葉が少なかったり、言葉の意味を正しく理解していない場合です。
会話することができても適切な言葉が出てこなかったり、誤った表現を正しいものだと思って使っていることもあります。
その場に適した正しい言葉遣いを周りが教えてあげる必要があります。
2つ目は、周りの影響です。
兄弟喧嘩の中で悪い言葉を覚えてしまったり、お友達が使っている悪い言葉を面白いと思い記憶してしまう。
また、アニメやゲームなどの影響で、主人公が使っている言葉遣いをかっこいいと思い真似してしまうこともあります。
アニメやゲームから影響を受けている子は、影響を受けない程度の接し方にする必要があります。
テレビから影響を受けやすい子は、逆に、正しい言葉遣いをしているテレビ番組に接することで、自然ときれいな言葉遣いを学べるでしょう。
衝動的に発してしまったり、相手の気持ちを感じ取ることが苦手で、悪い言葉遣いをしてしまうこともあります。
悪い言葉は本人の印象が悪くなり、良好な人間関係を築くことが難しくなります。
本人の気持ちや悪い言葉になってしまう原因を考え、注意していくことが大切です。
言葉で励まされることがある一方、
言葉で傷つけられることもあります。
一度口から出てしまった言葉は、取り消せません。
ポジティブな言葉、ネガティブな言葉
ことばを大切にしていきたいですね。
