まちがったしつけ・愛のムチ
《まちがったしつけ・愛のムチ》
昔からあることですが、最近ニュースや新聞で頻繁に見る子どもへの虐待。
施設や学校、部活での虐待。
ケガだけで済めばまだいいにしろ、死に至る事件が多くみられます。
テレビなどで報道されているのは、ほんのごく一部であってニュースになっていない、事件になっていない、まだ見えていない虐待、暴力、体罰が多くあると思うと心が痛みます。
《しつけ・愛のムチ》
大人が子どもに暴力をふるうなんて許されない。
しつけとか愛のムチなんて大人の勝手な言い草なんです。
「それで子どもは良い子になる?」
「大人の気持ちをわかってくれる?」
それはありえないと思います。
そういうふうに仮に見えたとしたら、それは子どもは怖いから言うことを聞いたに過ぎないんです。
子どもはバカじゃない。
怖いから聞いたふりをしているだけなんです。
納得したわけじゃない。
本当に愛情があるなら、話せばいいんです。
話して、それでわからなければ、また話せばいいんです。
何度も何度もわかってくれるまで話す。
そういう、果てしない忍耐が本当の愛情、しつけ、教えなんだと思います。